カツジン28(活蔘28)

カツジン28(活蔘28)

インターネットの掲示板で「カツジン28(活蔘28)」という栄養ドリンクを薬局店員が紹介したことから、その効果が話題となっています。

あまり聞いたことがない名前ですし、値段も1本800円前後と栄養ドリンクとしてはかなり高額な部類に入りますよね。

試してみたいけど、本当に良いのかわからないので買う気になれない…という方も多いでしょう。

そこでカツジン28はどんなときに良いのか、本当に効果があるのか?など気になる部分を細かく解説してみます!

カツジン28の詳細

主成分コウジンエキス600mg・オウギエキス35.7mg・ショウキョウエキス41mg・ゴミシエキス105.3mg・クコシエキス111.1mg・タイソウエキス357.1mg・ロクジョウチンキ0.05mL・リボフラビンリン酸エステルナトリウム5mg・ピリドキシン塩酸塩10mg・ニコチン酸アミド25mg・無水カフェイン50mg
参考価格823円
販売元明治

安い栄養ドリンクと高い栄養ドリンクの違いとは?

カツジン28で特に気になるのは値段。
栄養ドリンクはだいたいコンビニで100円~200円程度で購入することができます。

そのような中、ドラッグストアなど限られたお店でしか買うことができず、価格も高いカツジン28などの栄養ドリンクは何が違うのか。

安い栄養ドリンクに含まれているのは各種ビタミン、特に疲労回復に効果の期待できるビタミンB群です。
タウリンやカルニチンなど肝機能を高める成分を追加したものなどもありますね。

飲んですぐに効くようなものでもなく、身体の元々ある疲労回復システムを少しだけ助けてくれる存在といった程度。

飲んですぐに元気になる気がするのは、栄養ドリンクにカフェインが含まれているため脳が興奮して元気になったように感じるためです。

実際の疲労はさほど回復しておらず、カフェインが切れるとドッと疲れを感じることが多いでしょう。
眠気覚ましがてら、今だけちょっとがんばりたい!というときには良いかもしれません。

これらの安い栄養ドリンクは、清涼飲料水または医薬部外品に分類されます。
薬のような効果は全くないということです。

一方カツジン28など、高い栄養ドリンクには薬効が認められている生薬成分が含まれており、第二類・第三類医薬品として定められています。

医薬品は薬店など決められた場所でしか販売することができません。

つまり、登録販売者や薬剤師などの薬に対する知識がある人間がいるところでしか扱えないんです。

高い栄養ドリンクにもカフェインは入っていますが、生薬成分の効果は比較的早い段階で現れることが多いため、カフェインが切れても急に疲労感が押し寄せてくることはないでしょう。

当然生薬の内容や配合量は商品によって全く違うので、目的に合わせて成分を見極めることが大切。
また高いドリンクには値段に見合った効果が期待できるものが多いですが、全てがそうとは限らないのが難しいところです。

カツジン28の成分詳細を解説

そこで、カツジン28は値段に見合う効果が出るだけの成分が配合されているのかどうかを見ていきましょう。

カツジン28製品1本(50ml)当たりの有効成分は上記の通りです。
わかりやすい成分から見てみます。

リボフラビンリン酸エステルナトリウムはビタミンB2、ピリドキシン塩酸塩はビタミンB6のこと。
ニコチン酸アミドもビタミンBの一種。

カフェインはそのままで、コーヒーなどに含まれる脳を興奮させる成分です。

ビタミンB群は食べ物などから取り入れた栄養をエネルギーに変換するのに必要不可欠な栄養素です。

ビタミンB群は疲労やストレスなど様々な要因で減少することで不足し、エネルギー制産効率が悪くなることで疲労が回復しにくくなります。

そこで栄養ドリンクからビタミンB群を補うことで、エネルギーを身体に送り届けて疲労回復を促す仕組みです。

カツジン28に含まれているビタミンB群の量は、廉価な栄養ドリンクと比べて同じくらいか少し多い程度

実はビタミンB群は水に溶けやすい性質のため、たくさん摂っても尿と一緒に出ていってしまうのであまり多く配合しても意味がないのです。
カツジン28に含まれている量が適正程度なんですね。

カフェインの量も50mgが良いくらいであり、多くの栄養ドリンクが同じ量です。
疲れを一時的に感じさせなくするにはちょうど良い量であり、カフェインは摂りすぎると吐き気や頭痛の原因となります。

眠気を覚ますために栄養ドリンクやコーヒーを飲み過ぎると、カフェインの摂りすぎとなって体調を崩してしまうことがあるので注意が必要です。

次に生薬成分を詳しく見ていきます。

カツジン28の主成分とされているのが「コウジン(紅参)」。
薬用ニンジンのエキスです。

コウジンは滋養強壮や胃腸を元気にする目的で医療用医薬品としても使われるもの。
漢方薬の中ではトップクラスの滋養強壮効果がある成分と言えます。

食欲不振や虚弱体質に処方される他、不妊症治療にも使われることがあり、飲むと身体が温かく感じることもあります。

配合量は600mgと、医療で使う量と比較しても栄養ドリンクで取れることを考えれば十分な量が含まれていると言えます。

次に「ショウキョウ(生姜)」と「タイソウ(大棗)」。
ショウキョウとはショウガのこと。食品として馴染み深いですが、古くから薬としても重宝されています。

食べると身体が温かくなるので、風邪のときや寒いときに好まれますね。
薬効も冷え症の身体を芯から暖めることです。

過剰な発熱を抑えたり、ウイルスの増殖を抑えてくれる効果もあります。
タイソウも同様に身体を温める働きのある植物由来の生薬です。

肉体的、精神的疲労を回復に導いてくれる「ゴミシ(五味子)」を一緒に配合することで、効率よく体力を回復できるようにしていますね。

オウギ(黄耆)」と「クコシ(枸杞子)」はどちらも強壮効果のある生薬で、疲労回復に用いられます。

他にも血行改善効果が期待できるため、血圧を下げたり、末梢の血行障害にも良い影響を与えます。

血行が良くなると身体が温まって疲労感が薄れたり、関節の痛みが改善するなど良いことばかりです。

最後に「ロクジョウ(鹿茸)」の薬効。
ここまでの生薬は全て植物によるものでしたが、ロクジョウは鹿の角が原料で希少価値が高い生薬です。

ロクジョウは肉体疲労や胃腸障害にも良いものですが、高価な生薬なのでカツジンに配合されている量もわずかです。
ロクジョウについては気持ち程度…という期待感ですね。

結論として、カツジン28に配合されている生薬の種類と量は、滋養強壮と疲労・体力回復のために必要なものが十分に含まれていると言えそうです。

カツジン28はどんなときに飲むと良いか?

カツジン28はどんなときに飲むと良いか?

インターネットの口コミを見ると、主に風邪のときに飲んでいる人が多いようです。
風邪のときに風邪薬を飲んでも治るわけではないことは、最近広く知られるようになってきました。

風邪薬は辛い症状を抑えたり、酷く体力や免疫力が下がっているときに二次感染を防ぐことはできますが、風邪を根本から治すことはできません。

風邪を早く治すためには、自分の免疫力を高めて体に入り込んだウイルスを退治しなくてはならないのです。

しかし風邪を引くと辛い症状のせいでどんどん体力を奪われて、ウイルスと戦う力がなくなってしまいます。

そこで滋養強壮に良い栄養ドリンクを飲むことで、免疫力をサポートしてあげると良いのです。

カツジン28に配合されている有効成分はそのほとんどが滋養に良く、風邪と戦うための体力を回復させる手助けをしてくれます。

身体を温める作用がある成分や、直接免疫力を高める成分も入っているので、風邪のときに飲むことで良い効果が期待できる可能性は高いでしょう。

風邪は長引くほどウイルスと戦うための体力が失われて行くので、風邪かな?と思ったら早めにカツジン28を飲んで、たくさん食べてたくさん眠ることでサクッと治すことができそうです。

滋養強壮によい成分が多いということは、当然疲れにも良いですね。

毎日仕事が大変で寝ても疲れが取れないとき、身体がダルいと感じるときなどに飲むと、体力回復を助けてくれるでしょう。

疲れたときに流行りのエナジードリンクを飲む方もいますが、あれは大量のカフェインで身体と脳を麻痺させているだけです。

糖質量も高く、代謝のためにエネルギーを必要とするため余計に身体を疲れさせてしまいます。

エナジードリンクの飲み過ぎで心臓に負担がかかり亡くなった方もいるくらいですので、多用しないようにしましょう。

もう1つカツジン28の飲むタイミングとして、ここぞというがんばり時というものがあります。

どうしても徹夜しなくてはならないとき、気合いが必要な場面…などですね。

健康な状態でカツジン28を飲むと、体力や精力を一時的に底上げしてくれる効果が期待できるんです。

病院で出される処方薬ではないので、飲んですぐ劇的に変化が出るものではありません。

飲んでから身体に吸収されて、エネルギーが満ちてくるまでにはそれなりに時間がかかります。

ただ、栄養ドリンクはなるべく早く効果が実感できるように、薬効成分を液体にしてありますので、早い人なら30分~1時間程度で変化を感じることもあるようです。

身体の内側から熱くなる感じがすると言う方が多いようですね。

当然「カツジン飲んだから、がんばれる気がしてきた!」というプラシーボ効果(思い込みによる効果発現)もあるかもしれませんが、滋養強壮に良いことは間違いありませんし思い込みだとしても元気になれば良いですよね。

大事なイベントの前にカツジン28を飲んで「がんばりたい!」と考えるのであれば、自分がカツジン28を飲んでからどれくらいで変化を感じることができるのか、事前に試してみると良いかもしれません。

カツジン28は精力剤として使えるのか?

カツジンの配合内容は、疲労回復や体力維持を目的としたものです。

実際にカツジンの効能効果は「肉体疲労時の栄養補給」「滋養強壮」などで、特に精力については触れられていません。

それではカツジンで精力アップはムリなんでしょうか?

カツジンの配合成分の中でわずかでも精力アップに良さそうと判断できるのは、コウジン・オウギ・クコシ・ロクジョウ・ニコチン酸アミドです。

順に詳しく見てみましょう。

コウジン

胃腸や肝臓・腎臓など臓器の疲労を改善してくれることから、疲労に良い影響が得られます。

さらに血行を改善する効果も。

勃起障害など精力低下の原因として、疲労や加齢による血行障害が挙げられます。

これらの原因を取り除くサポートをしてくれるため、コウジンが配合されている精力剤は珍しくありません。

カツジンのコウジン配合量はなかなかに多いですし、疲労感と精力低下に結びつきを感じている方は試してみる価値があります

オウギ・クコシ

どちらも血行に良い影響が期待できるため、男性器への血液流入量を高めることができる可能性があるということに。

その証拠にクコシは性機能障害といった場合に処方されることがあります

クコシとは、クコの実のことです。
杏仁豆腐の上に乗っている赤い実ですよ。

杏仁豆腐とクコの実

クコの実は大変栄養豊富で、そのまま食べてもその恩恵を受けられます。
ちょっとクセがあるんですが気にならない方は食べてみると、健康や精力に良い影響が得られるかもしれませんね。

カツジンのオウギ・クコシの配合量は医療用に比べれば少ないですが、ドリンク剤に入っている量としては合格です。

ロクジョウ

肉体疲労や胃腸障害にも良いのですが、EDに効果が期待できることで有名です。

滋養強壮だけではなく、強精効果がある生薬として位置づけられています。当然ED薬ほどの速効性はありませんが、生薬も医薬品であり強精・インポテンツが効能や改善が期待できる症状として認められています。

しかしロクジョウは非常に高価な生薬であり、カツジン28に配合されている量はわずかなため、これだけでEDが改善することはないでしょう。

ニコチン酸アミド

ビタミンBの一種ですが、血流改善作用があります。

そのため頭皮の血流改善による発毛効果を狙って、育毛剤に配合されることが多いものです。

精力アップに対する効果はあまり認められていませんが血流アップは勃起に対して良い影響が期待できるので、ないよりはあった方が良い成分ですね。

 

結論として「カツジンは疲労や加齢・食生活の乱れによる精力低下がある場合に、良い影響が得られる可能性はあり」ということに。

ただ注意が必要なのは、ED治療薬のように即効性はないということ。

セックスの30分~1時間前くらいに飲んでおくと多少の良い影響は出るかもしれませんが、やっぱり精力低下は根本を解決しなければ意味がありません。

つまり疲労解消や血流改善に良い成分をコツコツ毎日取ることが大切なんです。

カツジンは毎日1本飲んでも特に問題はないですが、ちょっと毎日飲むにはお高いですよね…。

そうなると「クラチャイダムゴールド」や「マカ&クラチャイダム12000+」のような毎日飲めてお値段控えめの精力サプリで精力の底上げをして、大事なときだけカツジンを追加するのがベスト。

ムリをして高いものを飲んでも続かないですからね。

精力アップを考えるなら、自分の身体に合っていて無理なく続けられる価格のものを選ぶことが大切です!

まとめ

カツジン28がどんなものなのか少しご理解いただけたでしょうか。

当然、医薬品の一種なので体質に合わない場合もあります。
飲んでみて発疹が出たり、吐き気など体調不良が悪化した場合は、飲むのをやめて病院を受診してください。

また、授乳中・妊娠中は飲むことができない成分が含まれているので、注意してください。

栄養ドリンクとしては高い方ですが、薬やサプリメントに比べればそれほど高価な商品ではないので、気になる方はここぞというときに一度試してみてください。

今回、カツジン28について調べてみましたが、全体的に良いものでした。
値段が高いのにロクな成分が入っていない商品も多い中、誠意ある配合をしていると感じます。

私も風邪を引いたときのために、買いだめをしておこうかなと思っています。