夫婦間のセックスレスを解消する方法

セックスレスと聞くと、夫の求めに妻が応じてくれないパターンを想像しがちですが、最近では逆の夫婦も増えてきているようです。

性欲が強いというだけではなく、彼を愛していて愛されたいからこそセックスをしたいのに、求められないのは悲しいですよね…。

女性としての価値を感じられなくなって、自分に自信を失ってしまうかもしれません。

いくつかのセックスレスに悩む女性の相談を元に、女性薬剤師の視点からセックスレスの理由を検討して解決策を考えてみたいと思います。

幸せな夫婦生活を送るために参考にしてみてくださいね。

セックスレス夫婦の例

セックスレス夫婦の例

セックスレス夫婦 ケース1

20代後半の女性、夫も同じ年齢。

結婚前からあまり性欲が強くないことは分かっていたのですが、結婚後半年を過ぎた頃からセックスの回数がどんどん減ってしまいました。

まだまだ若いし彼のことを愛しているので、愛されていることを身体で実感したいのに全く求められなくて辛いです。

浮気を疑ってLINEをチェックしてみたが、真っ白。
性欲がないだけのよう。

自分に魅力がないから性欲が湧かないのかと悩む日々で、セックスのことばかり考えている自分に自己嫌悪になってしまいます。

このままでは外の男性とのセックスに走ってしまいそうだし、子供も望めないので彼の性欲を引き起こす方法が知りたいです。

セックスレス夫婦 ケース2

30代半ばの女性、夫は40歳。子供は5歳の女の子が1人。

子供ができる前は2~3日に1回くらいセックスをしていたのに、出産後全くしなくなってしまいました。

子供が小さいうちは自分もそんな余裕がなく気にならなかったのですが、幼稚園に入ってだいぶ手がかからなくなってきて夜もグッスリ眠れるようになったのに、全く求められないのです。

意を決して自分から誘ってみたのですが「そんな気分になれない」と断られてしまってショックを受けています。

以前のようにもっと夫婦らしく過ごしたいのですが、夫がその気になってくれないのでどうすることもできません。

セックスレス夫婦 ケース3

夫婦ともに30代後半、子供なし。

何度かセックス中に中折れしてしまい、そのまま中断してしまうことがありました。

自分としては身体を重ねる時間が大切なので気にしていないし、最後までできなくても構わないのに、夫はもうセックスはしたくないと思っているみたい。

なんとか以前のようにセックスができるようになればと思っているのですが、どうしたら良いのかわからないんです。

以上のセックスレスに悩む3人の女性のお話をご紹介しました。

ご覧いただいて分かるように、女性がセックスレスに悩んでいる夫婦の原因は夫の性欲低下にあることが多いのです。

それでは性欲低下の原因をさぐっていきたいと思います。

精力が落ちている可能性がある

性欲が起こるためには精力が必要です。
精力とは生きるための活力のようなもので、性に関わることだけではなく様々なエネルギーの元になる力でもあります。

精力は一般的に年齢と共に低下してしまいますが、年齢を重ねてもエネルギッシュな方はいますよね。
若い女性とセックスを楽しんでいる年配の男性だっています。

つまり、年齢だけが精力低下の原因ではないと言うことです。
具体的には体力の低下、睡眠不足、栄養不足などが原因となる場合があるようです。

夫の精力が足りていないと感じるのであれば、まずは生活習慣が整っているかどうかを考えてみましょう。

早寝早起きは健康の第一歩です。
夫婦揃って遅くまでテレビを見ていたり、朝はダラダラと寝ていることはありませんか?

適切な時間にしっかりと睡眠を取っていないと、精子の量が減ると言われています。

性欲を起こすためには十分な精子が生産されていることが大切です。

コンビニの食事や冷凍食品ばかりの生活になってはいないでしょうか?

食は身体の基本です。
添加物ばかりの食事をしていると、身体が冷えて精力が落ちたり、タンパク質不足で体力が落ちる原因になります。

精力を高めるのに役に立つ食材を毎日の食事の中に取り入れることで、夫に気が付かれずに徐々に精力アップを狙うこともできますよ。
簡単なものから試してみると良いでしょう。

→精力がつく食べ物5選はこちら

精力剤を使って精力を回復する方法もある

精力剤を使って精力を回復する方法もある

食べ物で精力アップを狙う方法は、夫に気が付かれないだけではなく安全かつ健康にも良いというおまけつきなので、必ず試して欲しい方法です。

しかし結果が出るのに時間がかかるのが欠点です。
はっきりと効果が出るまでには数ヵ月かかることが多いですし、人によっては効果が実感できないこともあります。

そこで手っ取り早く簡単に精力アップをしたい場合や、食べ物で効果が出なかった場合にオススメしたいのが、精力剤を飲む方法です。

精力剤と言っても医薬品ではなく、医薬部外品や健康食品ですので、副作用はほとんどなく安心して手軽に飲むことができます。

そうは言ってもセックスに対して積極的ではない夫に、精力剤を薦めるのは難しいのでは…と感じる方もいるかもしれません。

そのような方のために、夫に精力剤を薦めるときのコツをお伝えします。

精力剤は精力アップだけではなく、スタミナアップにも有効です。
セックスだけを目的としている訳ではない商品もあります。

日々お仕事で疲れている旦那さんに、次のようなスタミナアップに重点を置いてお話ししてみてはいかがでしょうか?

「疲れに良いみたいなので試してみない?」
「お友だちの旦那さんが飲んでみて、翌日に疲れが残らなくて良いみたいなの」

実際のところ夫たちも「精力剤」であることは分かると思います。

ただ、精力剤として薦められると「あなたの精力の衰えが気になる」と言われているようで、素直に受け取れないこともあるでしょう。

しかしスタミナアップ目的として薦められれば素直に受け取れる上に「セックスしたいのかな…」と奧さまの気持ちを察することができるかもしれませんよ。

もう一つのコツは、奥さま方も一緒に飲む方法です。
これは子供が欲しいと考えているときにも有効ですね。

精力剤は男性向けに作られているものが多いですが、実は女性が飲んでも問題ないものがほとんどです。

問題ないと言うよりは、身体を温めたりスタミナをアップさせることで妊娠力が高まるものが実は多いのです。

そこで「早く子供が欲しいから」と二人で精力剤を飲んでみることを提案してみましょう。
二人で飲むのなら抵抗なく飲める男性も多いはずです。

ほとんどの精力剤が妊活に良い影響を与えますが、妊活を目的とした精力剤もあるのでチェックしてみてください。

→女性の妊活にも有効 マイシード-亜鉛配合-for Menはこちら

EDで精力が落ちている可能性

EDで精力が落ちている可能性

セックスがしたくない、性欲がないのではなく、したくてもできないという可能性も考えなくてはいけません。

EDは年配者の病気と考えられることが多いですが、最近は若い人でもEDになることがあります。

40代以降の加齢による機能低下とは違い、10代~30代のいわゆる若年性EDの多くが心因性EDと言われています。

つまりストレスなど心の負担や、過去にセックスが上手く行かなかったトラウマなどにより勃たなくなったり、勃ち方が不十分になってしまうのです。

一度心因性EDになってしまうと、根本のストレス原因が解決したり、本人がトラウマと思っていなくても勃起の問題はなかなか改善しません。

自分はセックスができる、ちゃんと勃起すると自信をつけるためには一度バイアグラなどの薬の力を頼る必要がある場合もあるのです。

夫もそれを自覚していることもあるのですが、若ければ若いほどED治療に踏み切る勇気は出ないものです。

何度セックスに誘っても頑なに拒否される…浮気はしていない様子であれば、EDを疑って受診を促してみましょう。

最初は否定したり怒りだす夫もいるかもしれません。
それでもEDの可能性があるなら「病気なら二人で乗り越えたいと思っている」ことを伝えることで治療に前向きになってくれるかもしれませんよ。

セックスしたくないのではなく、できない可能性もあることを忘れずに夫の言動を観察してみることも大切です。

精神的な原因で精力が落ちている可能性

心因性EDと繋がる原因として、精神的な要因により精力が低下している場合があります。

セックスレスになり始めた頃を思い出してみると、夫に人間関係や仕事での変化はありませんでしたか?

仕事中は交感神経、家庭などリラックスできる場では副交感神経が優位になるのが通常です。

しかしストレスを抱えている状態だと神経が過敏になり、常に交感神経が優位になってしまいます。

実は勃起をするためには副交感神経が優位の状態である必要があり、性的な興奮は副交感神経を通じてペニスに伝えられるのです。

交感神経優位の状態では視覚や触覚に性的興奮があってもペニスに伝わらず、勃起しない事態となってしまいます。

つまり勃起しないこと、精力が落ちていることだけに着目しても解決しません。
人間関係や仕事などの、ストレスの原因を排除する必要があります。

仕事の問題は簡単には排除できないかもしれませんが、旅行や外食などでストレスを和らげることはできるかもしれないですよね。

外でストレスに晒されている分、家庭ではリラックスして副交感神経が優位になれる環境を作ってあげましょう。

夫の精力低下に気付いたときには、抱えている悩みがないかどうかを考えてみることが大切です。
セックスレスを責めずに親身になって妻として支えてあげることで、解決に近付くことが可能なケースもあるのです。

セックスレスや精力低下を妻に責められるのが辛くて、家庭でも精神が休まらずに精力低下が悪化してしまうこともあります。
これは子供が欲しい気持ちが強い妻がやりがちなミスです。

子供が欲しいと思いすぎて夫に子作りを強要してしまい、義務のようにセックスをしているうちに苦痛となり精力が落ちてしまいます。

夫婦にとって子作りは大切なものではありますが「精子だけが必要」という態度を取らないように気をつけたいですね。

強要された子作りでできた子供だと父親の実感がなかなか湧かず、育児に参加してくれない可能性もあります。

セックスレスの原因に妻側の問題はないですか?

セックスレスの原因に妻側の問題はないですか?

子作りの強要だけではなく、夫の精力低下の原因が妻にある場合も少なくはないのです。
長く同じ男性と過ごしていることで、油断してしまってはいませんか?

無駄毛を放置したり、脱いだ下着をそのまま…そもそもその下着もくたびれた上下バラバラのものなど、思い当たることはありませんか?

出会った頃と比べて自分の外見や言動は可愛さが減っていませんか?

妻たちだって夫が妻に全く気を遣わなくなったら、気持ちが冷めてしまうこともあるでしょう。

出会った頃の気持ちを大切に、家族だからいいや!と思わないで、恥じらいを持って夫に接することも大切ですよ。

「女」であることを夫に思い出してもらうためには、ある程度の努力が必要です。

産後セックスレスになってしまったケースでは、妻の産後太りがきっかけとなっている可能性もあります。

産後1年を経過した頃には体重は出産前に戻っていてもおかしくありません。

体重は戻っていても、体型が崩れてしまっている方も多いですね。

育児をしながらのダイエットは大変かもしれませんが、どこかで決意しないとそのままズルズルと「お母さん代表」のような体型になってしまいますよ。

出産で太くなったウエストや授乳で垂れたおっぱいは努力次第である程度元に戻すことが可能です。
母である前に一人の女性であることを思い出して、美しい体型を取り戻したいですね。

中にはセックスのときにおっぱいが見えると、授乳シーンを思い出して萎えてしまう男性もいるようです。

自宅でもできれば別室で授乳するようにした方が良いかもしれません。

母、妻の二つの顔を上手に使い分けることが家庭円満の秘訣ではないでしょうか。

まとめ

セックスレスは夫婦どちらか一人の問題ではありません。
夫婦のどちらかだけが悪いということもないのです。

精力の強さや性欲の有無は、別の人間なのですから噛み合わなくても当然です。

もちろん付き合い始めの頃は上手くいっていたのに、一緒に過ごす時間が長くなることで上手くいかなくなることもあるでしょう。

今回ご紹介したように、夫婦だけの問題ではなくストレスなどの外からの要因が関わってくることもあるのです。

上手く行かないのであれば原因を探り、一緒に問題解決の方法を探すことが大切です。

セックスレスは辛いことではありますが、乗り越えたときには夫婦の絆がいっそう強くなると思って、色々な解決方法を試してみてくださいね!